福岡天神には旨いと評判のラーメン店がひしめきあっているんですけど、一蘭や一風堂といった定番で満足できない人は行ってみるべき!
「一心不乱」の赤のこく味噌とんこつラーメンがほんと美味しいんですよ
福岡天神には行列の出来るラーメンの名店が沢山あるんですよ、一風堂西通り店、一蘭西通り店、元祖赤のれん節ちゃんラーメン、一風堂大名本店、shinshin天神本店、一幸舎大名本家、大砲ラーメン…とにかくランチタイムを過ぎても行列が絶えないような、特に休日は大行列になるような店。
そんな中で今回お邪魔した「一心不乱」はラーメン好きには有名かつ定番なんだけども、そこまで一般に浸透しているとも言えないお店。休日でも昼のピーク時間を過ぎると普通に空いてるお店なんだけど、味は有名店に負けていないというか、一部ではむしろ評価が高いくらいの存在。
福岡市の中心部、天神に隣接する繁華街”大名”にあるラーメンの名店「一心不乱」。普通のとんこつももちろん美味しいんだけど、安川はここの赤の味噌ラーメンが気に入ってるんですよね。
ラーメンは4種類、黒、白、赤、金があります。赤のこく味噌はマジで美味しいんだけど、金のネギ塩も強烈に気になる。金はまだ食べたことが無いんですよね、次に来たときは、金の塩ラーメンレポートを書いてみる事にします。
塩ラーメンといえば鶏ガラベースが多いと思うんだけども、ここは九州、豚骨ベースの塩ラーメンです。いちど他の店で豚骨塩を食べたことがあるんだけど、強烈に美味しかったんですよね。ここの塩も一度は味わってみたい。
店頭にあった看板、4種のラーメンにチャーシューメンがラインナップされています。
店内はダークブラウンを基調としたシックな佇まい、長いカウンター席が2列とテーブル席。矢沢のミュージックが店内に流れていました。
注文は食券機、替え玉は150円。トッピングに玉子やメンマ、ネギ盛り、もやしなんかも用意されています。セットメニューもありますね。
赤のこく味噌とんこつの食券を購入してカウンター席へ。卓上にはコショウ、ラー油、餃子のタレ、胡麻、柚子胡椒。
こちらの容器は紅ショウガ。
しばらくまつと、やってきました「赤のこく味噌とんこつラーメン」、どうですかこのマッタリしたビジュアル。泡系マッタリとんこつに、こだわりのブレンド味噌が溶かし込まれた濃厚スープ。
かぁ~~っ、濃いね、とんこつが。豚骨独特の旨みの強いスープが全く味噌に負けていなくて、奥深いコクのある味噌がグッと豚骨の味を押し上げてとにかくウマい。ラーメンのスープというより、単独で料理として成立してる。
でもって、最初は味噌が前面に出てるんだけども、飲んでいるうちに味噌の味が後退して豚骨特有の何とも言えない甘味と旨味が出て来る。「やっぱ味噌じゃなくて豚骨なんだこのスープ」改めて思い知らされる。
麺は中太のちぢれ麺、やっぱ味噌にはこれでしょ。
麺にしっかりスープが絡んで、口いっぱいにズズッと頬張ると口の中が幸せいっぱい。濃厚なスープに負けないしっかりした味と食感、麺との相性も最高。
チャーシューはバラ肉3枚。2枚や1枚の店が多い中で、このボリュームは嬉しいね。
チャーシューの味付けはオーソドックスな甘辛でシッカリ、脂の甘みも感じられて柔らかく美味しい。
味噌ラーメンにはもやし、豚骨では珍しいですけどね。このシャキシャキ感と、独特の風味がこれまたよく合う。
あとはシナチクに海苔、そしてキクラゲ。キクラゲは良く見る細切りじゃなく、四角く太目にカットされています。食感がとてもいい。
本格的な泡系とんこつなんだけども、他の楽しみ方も出来る店
安川は九州出身じゃないので、基本的に豚骨魂(スピリット)を持ち合わせてはいないのだけれども、それでも豚骨も美味しく食べる雑食系。当然ながら味噌や塩、醤油ラーメンも大好き。だけど福岡と言えばとんこつラーメンのおひざ元、そんな中で美味しい味噌ラーメンが食べられる一心不乱の希少性は非常に高い。
この分だと塩も相当に期待できそうなので、なんとか機会を見つけて塩ラーメンを食べに行きたいと思い。メイビー…だけどね。
「一心不乱 大名本店」
住所:福岡市中央区大名2丁目6-5
営業時間:日から木・祝日11:00から翌1:00、金土・祝前日11:00から翌2:00。LO.閉店20分前
定休日:不定期
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