地元で愛される福岡・博多のご当地B級グルメ特集【随時更新】

福岡と言えば博多ラーメンに明太子、水炊きもつ鍋、鯖の刺身などなど魅力的なご当地グルメがあるんだけれど、それだけじゃないんですよマジで。

博多という九州最大のグルメな街

福岡は九州の都市だけあって本州とは少し違った食文化が楽しめるグルメの街としても注目を集めていて、博多という地名がブランドとなって全国的に人気を集めています。今回はそんな美味しいもの大好きな地元の人が並んででも食べたくなる、地元で愛されているご当地グルメをまとめて紹介。博多ラーメンや明太子といったメジャーどころではなく、ハカテンおススメのちょっとディープなB級グルメを集めてみました。

ここ最近は福岡への転入者も増えていて、移住してきた人も旅慣れた人も福岡に来たなら食べてほしいお店をピックアップ。新しいご当地グルメを発見したら随時更新していく予定です。

1.行列ができると言えばコレ「博多天ぷら」

たかお4
福岡天神にある博多天ぷらの店「たかお」

博多天ぷらといえばテレビなどでも紹介されてメジャーになりつつあるご当地グルメ。福岡では「ひらお」というお店が圧倒的な人気なんだけれども、最近は独自に特徴を出したお店が続々と誕生しています。


揚げたてが次々出て来るのが博多スタイル 

博多天ぷらとはなんぞや?と思う人もいるかもしれないけど、天ぷら自体は至って普通、特に何か変わっているわけじゃないんです。では何が「博多」なのかというと、普通なら天ぷら定食を注文すると天ぷらが盛りつけられた状態で出てきますよね。しかし博多天ぷらの場合、出来上がった天ぷらを盛り付けて一度に出すのではなく、目の前で天ぷらを揚げ、揚がるそばから1品ずつ提供されてくる。なので揚がった直後の天ぷらを、アツアツのまま食べていくという食べ方、博多ならではのスタイルが「博多天ぷら」なんです。

他にも漬物やイカの塩辛など、お店に名物があって食べ放題になっている店が多いのも特徴。

たかお10
天ぷらたかおは明太子が食べ放題

福岡市内ではすっかり定着した博多てんぷらというジャンル、全国でも知られるようになってきたようで東京や関西方面へ店舗展開するお店も増えてきました。そんな中でハカテンが一押ししたいお店が「博多てんぷらたかお」です。

このお店の最大の特徴はなんと言っても「明太子食べ放題」

博多天ぷらたかおの運営会社は明太子メーカーの「ひろしょう」なんです。なので昆布付け明太子が食べ放題、思いっきりご飯に乗せて博多の味を堪能することが出来ます。これは大きなアドバンテージ、なんとも贅沢なサービスじゃありませんか。福岡で博多天ぷらを食べるなら、まずは「たかお」へ行ってみてください、明太子食べ放題はマジおススメです。

博多天ぷらたかおを紹介した記事↓

天ぷらたかお公式サイト

2.グルメ風月の「ビーフバター焼き」

ビーフバター焼2
福岡の老舗洋食店「グルメ風月」の店内

福岡のB級グルメを語るうえで、福岡天神の紳士達が足しげく通い詰める老舗洋食店グルメ風月の名物料理「ビーフバター焼き」を外すわけにはいきません。グルメ風月は1949年(昭和24年)に喫茶店としてスタート、1951年(昭和26年)にレストランを開店したという博多ご当地グルメの先駆け的な老舗洋食店。

ビーフバター焼10
グルメ風月といえばビーフバター焼き、福岡市民を魅了する人気メニュー。写真は温玉をトッピングしています。

ランチタイムともなるとビーフバター焼きを食べに来たサラリーマンで行列ができるほどの人気店、40年にわたって愛され続ける老舗の人気メニュー。写真は温玉をのせたビーフバター焼き、とにかく牛肉のボリュームと強烈な旨みと程よい酸味の絶品ソース、そしてバターの香りがたまらない至高の逸品。

ビーフバター焼1
グルメ風月創業の地で今もランチタイムには行列ができるグルメ風月の外観

お店の客層を見ていると、少し早い時間帯は常連らしき少し年長の人が多いんです。そしてほとんどの人が注文する「ビーフバター焼き」40年以上も愛される庶民の味、ぜひ福岡に来たら味わってほしいですね。

ビーフバター焼きを紹介した記事はコチラ↓

このビーフバター焼き、福岡空港でも食べる事が出来ます。詳しくは公式サイトへ

風月フーズ公式サイト

3.びかまつ一番「博多皿うどん」

博多皿うどん2
時代背景が生み出した博多皿うどんの説明

皿うどんと言えば長崎を思い浮かべる人が多いと思いますが、博多には必要に迫られて独自に進化した皿うどん「博多皿うどん」があります。博多皿うどんはチャンポン麺を油でじっくり揚げ焼きのようなカリカリ状態にして、揚げ焼きした麺をスープを吸わせながら戻して作るという手の込んだ皿うどん。


スープを一杯に吸い込んで美味しそうに色づいた博多皿うどん

チキンベースのスープをシッカリと吸い込んだモッチリ麺、焼き固めてあっただけに独特の食感です。所々にある焦げも香ばしくて絶妙な食感のアクセント。これは博多でも一部の店でしか味わえないご当地グルメ。さらにこの料理の誕生には歴史的な事情があって、博多皿うどん誕生のストーリーも合わさって舌でも頭でも美味しく味わえるご当地グルメなのです。

博多皿うどん3
博多駅のグルメゾーン、デイトス2階の麺街道にある「ぴかまつ一番」

博多皿うどんが誕生したのは昭和初期、当時の九州で中華麺を作っていたのは長崎のみ。もちろん冷蔵輸送などなかった時代ですから、生の麺を長崎から福岡に汽車で運ぶと傷んでしまったそうなのです。そのために中華麺を焼き固めて運ぶようになり、調理の時にスープで煮込んで戻してから使うようになったことから生まれたという皿うどん。こういう歴史背景を知るとさらにグルメを楽しむことが出来ます。

現在は博多駅の博多デイトス2階、麺街道で食べる事が出来ます。博多における中華麺を使った料理の原点ともいえる歴史的逸品、ぜひ味わってみてください。

博多皿うどんの紹介記事はコチラ↓

ぴかまつ一番(ぐるなび)

4.博多の新グルメ「元祖博多うっど~ん」

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麺ショップ博多本店、元祖博多うっど~ん「麺を喰らう」 

博多に彗星のごとく現れたというか、筆者が最近ハマり気味の新しいスタイルの麺を提供する、麺ショップ博多本店の元祖博多うっど~ん。つけ麺やラーメン店でブランド化しつつある製麺所「製麺屋慶史」が手掛けるラーメンのようでもあり、うどんのようでもある不思議な麺、その名も「博多うっど~ん」

運営はあの博多ラーメン界の雄「一幸舎」です。


元祖博多うっど~ん汁なし

博多うっど~ん、その魅力はなんと言っても麺とスープ。麺は太目の平打ちピロピロ麺、見た目はきし麺のようでもあるんですけど、うどんではなく中華麺。食感は厚みのあるフェットチーネといった感じ。この特徴ある麺を和風魚介と鶏ガラのハイブリッドスープで食べる。これが抜群に旨い。

食べ方というか楽しみ方は汁なしと汁ありの2種、麺の食感を楽しむなら断然「汁なし」が美味しい。


元祖博多うっど~ん汁あり

和風をベースにしているけども、濃厚なコクと旨味の五臓六腑に沁みわたるようなスープを一緒に味わいたければ「汁あり」がベスト。旨味に旨味を重ねながらも全体的な印象は和風、なのでクドくなく優しい滋味系の味わい。肉うどんの具のような甘辛い味付けの肉が絶妙にマッチして、最後まで汁を飲み干してしまう美味しさ。

好みは分かれる所だろうけども、博多発祥の新しいスタイルの麺として要注目なのであります。

元祖博多うっど~んの紹介記事
汁なし↓

汁あり↓

元祖博多うっど~んFBページ

5.華味鳥の「博多鶏ソバ」

鶏ソバ華味鳥5
水炊きの有名店華味鳥が運営する「博多鶏ソバ華味鳥」メニュの一部

福岡博多のご当地グルメのメジャーとして全国にも知られるようになった「博多水炊き」なんだけれども、一人で食べようと思うとなかなか大変なんですよ。まず一人前から提供してくれる店が少ない、さらに御膳という形で用意してくれていても大がかりというか、急いでいる人がパパッと手軽に食べるにはチョット重い。

それでも水炊きの超絶美味しい水炊きスープを味わいたいという人におすすめなのが、博多水炊きの人気店華味鳥が運営する博多鶏ソバ華味鳥の「華味鳥水炊き鶏ソバ」なのです。

鶏ソバ華味鳥
カジュアルにサクッと味わえる水炊きスープが魅力、華味鳥水炊き鶏ソバ

実際の水炊きスープに塩などを足して美味しいスープになっている鶏ソバ。深いコクと鶏の旨みがジワーッと広がる滋味系スープ、刻んだ玉ねぎや柚子の香りが絶妙で優しい味わい。水炊きの有名店が運営するお店だけに安定の美味しさ。

鶏ソバ華味鳥1
天神の博多鶏ソバ華味鳥の外観

天神のお店は天神地下街と直結しているので立ち寄りやすいのも魅力。水炊きそのままの味かと言われたら、スープ用に味付けはされているので少し違いますが、水炊きスープの雰囲気は十分に味わう事ができます。そもそも水炊きを食べに行っても、飲むときのスープは味付けしてありますし。

という事で手軽に水炊きスープを味わいたいときには絶対おススメ、水炊きスープがベースの「鶏ソバ」美味しいですよ。

鶏ソバの紹介記事はコチラ↓

水炊き博多華味鳥公式サイト

6.なんとも不思議なロングセラー「ちんめん」

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天神で愛され続けるロングセラー「ちんめん」のお店、あま太郎

博多天神ソラリアステージ地下2階、ちんめんというご当地グルメを提供するお店、あま太郎。福岡の人に博多天神というと変だと言われるんだけれども、余所者からすると博多と天神という意味で語呂が良いので福岡博多よりも使いやすい。ということは置いといて、天神で50年以上も愛され続けるご当地麺「ちんめん」の紹介です。

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ちんめんの定番「冷やしちんめん」

ちんめんとは珍麺という意味らしく、ラーメンとも冷麺とも違う新しい麺として戦後スグくらいに誕生したらしい。冷たい冷やしちんめんが本来の姿で、見た目は冷やし中華っぽいんだけれども麺のコシが非常に強い。一年を通じたレギュラーメニューなんので冬でも冷やし中華を食べたいという人にはうってつけのお店。味は醤油ベースのアッサリ味、コレと言って特徴のない味なんだけれども、昔からある懐かしい味として多くの常連客が通う人気のお店。

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温かいちんめんに鶏のから揚げをトッピングしたチーコちんめん

冷やしちんめんから派生した温かいちんめん、とっても素朴な味で、麺の噛み応えは健在。カタ麺好きの福岡の人にはちょうどいいんだろうね、この硬さが。スープの味は鳥ガラダシに醤油ベースの味付け、中華風なんだけれども和風のテイストも混ざった感じ。冷たいのと温かいの、どちらもスープに独特の風味があって、昔から食べている人にはたまらないのでしょう。豊富なトッピングメニューがあるので、様々なバリエーションで楽しめます。

戦後福岡の歴史と共に歩んできた庶民の味、レトロな気分が味わえる昔ながらのロングセラー。福岡に住むならぜひ味わっておきたいご当地グルメです。

「ちんめん」を紹介した記事↓

あま太郎公式サイト

ご当地グルメを探すのは楽しいですね

天神サザン通り2
福岡最大の繁華街、天神の様子

全国各地に様々な工夫をして美味しい料理を食べさせてくれる人たちが居るんだけれども、福岡だって御多分に漏れず現地に行かなければ見つけることが出来なかったようなご当地グルメが沢山あります。まだまだ知らないグルメがあるんだろうけども、そんな料理を探し、見つけたら随時紹介していきたいと思います。

どんなグルメと出会えるのか、楽しみですねぇ。

 

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