中年オヤジに山盛り炭水化物というのは天敵かもしれないのだけれど、やっぱ旨いのよ、こんな美味しい物を控えろなんて酷すぎる。おかげでお腹がポッコリ、ダメおやじ感にますます磨きがかかってしまう訳だけど、今回お邪魔したのはラーメンと並び称される炭水化物界の巨頭「チャーハン」の専門店「天神炒飯」なのです。
まあ、ラーメン炒飯しなかっただけでもマシ……と、言い訳させていただきましょう。
天神炒飯
天神炒飯の外観
店名に天神とありますが、天神炒飯があるのは大名の西端部。道路を渡れば目の前は赤坂、一番近い最寄り駅も市営地下鉄赤坂駅。大正通り沿いにあって、赤坂駅から南に歩いてすぐの場所。天神から徒歩で来ても近いけどね。
天神炒飯の店内。
店内は繁華街のお店らしく、奥に長い縦長の作り。オープンキッチンにカウンターが並んでいて、間接照明が使われているオシャレでシックな雰囲気
入口の近くには無料で付いてくるサラダが用意されていて、セルフで好きなだけ盛り付けるスタイル。
天神炒飯のメニュー
天神炒飯のグランドメニュー。
カウンターに座ってメニューを開いてみると、スタンダードな炒飯に豚キムチ、高菜といった定番と、なにより目を引くのがステーキがのせられた牛赤身ステーキのチャーハン。
麻婆豆腐をあんかけにすることもできるようで、チャーシューや唐揚げといったトッピングもあります。
熱い夏の日、季節限定メニュー「スタミナ炒飯」もありました。ステーキのトッピングも可能で、ステーキダブルとか炒飯が見えないくらい肉が盛られています。
オリジナル食べるラー油で作られた「えのきナムル」
カウンターには一味唐辛子と、天神炒飯オリジナルの食べるラー油を使用したえのきのナムルがありました。
ガッツリ肉を食べる
天神炒飯の季節限定メニュー「スタミナ炒飯ステーキダブル」
思いのほかリーズナブルというか、庶民価格だったので炭水化物だけじゃなく、たんぱく質もガッツリいただくことにします。注文したのはスタミナ炒飯にステーキをダブルでトッピング。スープがセットで付いてきます。
炒飯の量はふつうなので、肉に埋もれたようになった炒飯。これは贅沢、1210円なら安いでしょ。
圧倒的な肉、ステーキダブルの威力をまざまざと見せつけられる。
どうですか、このウマそうなステーキ感。
まずは肉から、というか肉を食べなきゃ炒飯が出てこない。
大きくスライスされた肉を口の中へ。赤身のうま味と柔らかい食感、筋張ったところは全くなくて普通に美味しいですよ。炒飯のトッピングにしておくのはもったいない、十分に主役を張れるステーキです。
続いて炒飯と一緒に。
備え付けてあった「えのきのナムル」と一緒に、これがピリッと辛くてえのき独特のシコシコ感が絶妙で旨い。
炒飯の味付けは、九州らしく少し甘さを感じる。福岡は甘口文化だからね、他の地域から来た人は甘い味付けが多いのでびっくりすると思う。筆者ももちろんその一人。
けどタップリ入ったニラの香りも良くて、専門店を名乗るだけあって炒飯もパラパラモッチリ絶妙の炒め具合い。そこへステーキが2枚のってるんだから、これは贅沢なランチだ。
炒飯店なので気軽に利用できるのがイイね。
炒飯という大衆料理のお店でステーキ肉を食べられるのがいいですよね、ステーキハウスなんかだとコミュ障で貧乏ダメおやじには少し敷居が高かったりする。その点、炒飯なら気取らず飾らず、パッと一人でも入り易い。
さらにこのお店はテイクアウトも出来るとの事なので、羨む同僚をしり目に職場で豪華なランチを楽しむ事も出来る。近所にあるとありがたいよね、こういうお店。
「天神炒飯」
住所:福岡市中央区大名2丁目3-9
営業時間:11:30から22:00(ぐるなび)
定休日:不定休
※この記事は私が訪問した時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
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