天神と中洲の間、川に突き出す爪のような形をした西中洲というエリア。近くには福岡市役所やアクロス福岡がある天神の中心地、そこにシップスガーデンと名付けられた船の形を模した公園があります。ここに公園ができたのは大正13年、当時皇太子であった昭和天皇と妃殿下のご成婚を記念して作られた公園でした。
現在の形になったのは2016年7月15日のこと、見た目はまるで都市の真ん中に現れた陸の船。眺めの良い屋上デッキとレストランを備えた新しい公園へ、行ってきました。
シップスガーデン水上公園
シップスガーデンの外観。
シップスガーデンの先端部。
シップスガーデンという名前の通り、船の形をイメージして作られた公園。レストランや展望デッキを備えたオシャレな公園です。
天神中央公園側から見たシップスガーデン水上公園
天神中央公園にある旧福岡県公会堂から北上すると、ちょうど道路を渡った先にシップスガーデンはあります。すぐ隣はアクロス福岡、このまま東に行けば中洲。ちょうど天神と中洲の中間にある公園。
綺麗に整備された清潔な公園
シップスガーデン水上公園内。
公園に入って足元を見ると、そこはむき出しの字面ではなく船のデッキのように板状のものが貼られています。
その先にある建物、ココにはレストランがテナントとして出店していて、屋上が展望デッキになっています。
水上公園の歴史が書かれたプレート
開園当時の姿
水上公園の歴史が書かれたプレートがありました。完成したのは大正13年(1924年)の事、当初は皇太子殿下ご成婚記念として開園したために「記念公園」と名付けられ、昭和58年(1983年)に再整備によって正式に「水上公園」に改めました。そのご平成28年(2016年)に現在の姿へ。
なんと約100年の歴史がある公園なんですね、完成当時の画像が隣のプレートに書かれているんだけど、モダンで美しい公園の姿、当時の中洲の様子も良く描かれています。
入居しているテナント。
公園内の建物、1階はbillsという朝食が有名なレストラン。2階は中華料理の「星期菜」というお店。
この「星期菜」はランチを食てきたので「「星期菜」福岡シップスガーデンの中華レストランで中華そば」という食レポ記事を書いています。
他にも公園内にオブジェなんかがあったのですが、貧乏人に芸術とか見せてもね……よく分かりませんでした。
屋上のデッキが気持ちいい
シップスガーデン屋上のデッキへ
公園内の建物、1階と2階がレストランで3階は無料で入れる屋上デッキになっています。オープン時間は6:00から24:00、暗くなってからは中洲の夜景を楽しむには最適のスポットかもしれない。
シップスガーデンの屋上デッキ
屋上に上がると広々としたデッキが広がっていて、都市部を吹き抜ける風が心地いい。
屋上デッキから中洲方向の眺め
3階とはいえ横が川なので視界が開けていて、ナカナカの眺望です。中洲方面を見るとずらっとビルが立ち並び、その先にキャナルシティ博多が見えますね。
シップスガーデンの北端、最先端部
デッキの最先端部に行くと、どこかで見かけたイラストが描かれています。あれです、映画タイタニックのワンシーン。
屋上デッキから北方向の眺め
真っ直ぐ博多湾へと流れていく那珂川、左が天神、右が中洲です。
屋上デッキから南西方向の眺め
天神方向を見ると目の前にアクロス福岡、その向こうに天神中央公園が見えています。
公園を見下ろしてみるとこんな感じですね。
リア充向けの公園じゃね?
場所が良いですね、天神からスグ、中洲からもスグ、レストランよりも屋上デッキが夜は最高にロマンチックな場所になりそう。全体的にリア充向け施設、僕みたいな貧乏でダサいオッサンにはちょっと辛い施設かもしれない。
そうそう、ここの屋上デッキではフリーWiFiが利用できるので、ちょっと職場を抜け出してソシャゲ三昧なんて事も可能。眺めの良い開放的な屋上デッキで、思いっきり仕事をサボる。やってみたいねぇ。
「シップスガーデン水上公園」
住所:福岡市中央区西中洲13
屋上デッキ開放時間:6:00から24:00
※この記事は私が訪問した時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
シップスガーデン水上公園公式サイト⇒http://suijo-park.jp/
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