汁無し麺の人気が止まらない今日この頃、中でも全国規模でブームを巻き起こしているのが「台湾まぜそば」という名古屋生まれの汁なし麺。
このブームの火付け役となったのは「台湾まぜそば」の生みの親にして元祖を名乗る「麺屋はなび」というお店でして、このたび福岡に初出店したとのことで食べに行ってきました。
台湾まぜそば はなび 天神大名店
台湾まぜそば「はなび」 天神大名店の外観。
福岡天神の西通りから大名方面に少し入ったところ、台湾まぜそば「はなび」天神大名店は福岡トレンドの中心地である大名にありました。
訪れたのはちょうどオープン初日、11:00開店のところへ11:10分ごろに来たのですが、早くも行列ができている。人気の台湾まぜそば、それも元祖の店という事で注目度はかなり高いようです。
既に満席、大盛況の店内。
中に入ると繁華街のお店らしく縦に長い構造、オープンキッチンにカウンターがずらりと並んでいます。内装はシックで落ち着いた雰囲気、カウンター席同士の幅も余裕がありますね。
注文は入ってスグに設置されている券売機で食券を購入するスタイル。
はなび 天神大名店のメニュー
カウンターに設置されたメニュー
入口の券売機で食券を買うのですが、カウンターにもメニューが設置されています。メインはなんと言っても「元祖台湾まぜそば」で、ピリ辛のノーマルと辛くないタイプの二種類。辛さが足りなければ、更に辛くすることも出来ます。なんと7辛まで……
他にねぎ盛り台湾まぜそば、カレー味のカレー台湾まぜそばといったバリエーションもあり。辛くないと書かれているメニューに「キミスタ」というのがありますね、これは台湾ミンチの替わりにカットされたチャーシューがトッピングされている麺。
台湾まぜそばの美味しい食べ方。
お店が推奨する台湾まぜそばの食べ方が記されたポップがありました。よくかき混ぜて、ニンニク抜きも出来るがニンニク推奨、自家製昆布酢をいれて味をまろやかに、最後に追い飯ご飯を入れて完食、という流れらしい。
カウンターに設置された調味料。
透明な酢の中に昆布が入っています、これが昆布酢ですね。あと胡椒と一味もありました。
ピリ辛で魚粉の風味が濃厚、クセになる汁なし麺
はなびの元祖台湾まぜそば。
注文したのはコチラ、ノーマルの元祖台湾まぜそば。食券をスタッフに渡す際、ニンニクを入れるか聞かれたのですが、アンサーはもちろんニンニク入り。
始めてみる元祖の台湾まぜそば。汁無し麺の上にピリ辛の台湾ミンチ、ネギ、すりおろしたニンニク、魚粉、海苔がのっているこのビジュアル。食べる前から美味しいです。
台湾まぜそばとは
台湾ミンチ(唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)を極太麺に乗せた、汁無し麺の一種です。
代表的な具は台湾ミンチ、生の刻んだニラ・ネギ、魚粉、卵黄。
好みでおろしニンニクを入れ、よくかき混ぜて食べる。
スープがない台湾まぜそばには通常の麺を使用すると具が絡まりずらい為、湯切りをせずに麺棒でかきまぜ麺に傷をつけて粘りを出している。
粘りが出ると同時に甘みも増し台湾ミンチと非常に相性がいい麺となる。麺屋はなび公式サイトより
さらに「台湾まぜそばを食べる際におススメするのは「ニンニク」です」と書かれていました。ゴリゴリのニンニク押し、正解は……食べてみれば分かる。
お店推奨の美味しい食べ方その1、よ~くまぜまぜ。
食べる前にまずレンゲと箸を使ってガシャガシャと混ぜる、ニンニクが塊りにならないようによく混ぜる。中から極太の平打ち麺が出てきて、これがまた美味しそうなんです。
麺が太い!そしてモッチモチ!
口の中一杯にこの弾力バシバシの極太平打ちモッチリ麺を頬張れば、口の中が幸せで満たされ至福のひと時。
麺を食ってるぞー!という食感が最高で、さらに唐辛子の効いたピリ辛の台湾ミンチに魚粉の濃厚な魚介出汁風味、卵黄のマッタリ感が加わって、そこへニンニクが強烈なパンチを繰り出してくる。
幾重にも重ねられた味と食感のハーモニー。
旨いねコレ、まじで美味しい。病みつきになりそうだ。
昆布酢を投入。
食べ進めたところで、お店推奨の美味しい食べ方その3である昆布酢を入れてみる。
ある程度味に慣れてきたところでこの酢を入れると、味がまろやかで柔らかくなり、ほのかな酸味が加えられる。いきなり味がギアチェンジするけども、こっちはこっちでウマい。
お店推奨の美味しい食べ方、その4
最後に少しご飯を入れ(追い飯)をして、残った具と一緒に混ぜ混ぜして食べる。
これがまた美味しいのよ、ビジュアルはやばいので写真は控えるけども。とにかく台湾ミンチと魚粉によってもたらされた魚介出汁風味、濃厚、ピリ辛、ウマい、ボリュームもバッチリ。
これはブームになるよ。
とにかくピリ辛で濃厚な味に極太平打ちモッチモチ麺がメッチャメチャあいまくる。これは美味しいね、さすが全国的なブームになるだけのことはある。
麺の上に具をのっけてかき混ぜるなんてのは、なんともジャンクな感じがして「行儀悪いけどウマいのよ…」みたいな、背徳的な魅力に溢れている。これは定期的に通いたくなる店、元祖の名はダテじゃなかった。
「台湾まぜそば はなび 天神大名店」
住所:福岡市中央区大名2丁目1-12
営業時間:昼11:00から14:00(LO.13:30)、夜17:00から麺が無くなるまで。
※この記事は私が訪問した時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
麺屋はなび公式サイト⇒https://www.menya-hanabi.com/
最新情報をお届けします
Twitter でハカテンをフォローしよう!
Follow @haka_ten