博多ラーメンの有名店といえば、必ず名前の挙がる有名店「一蘭」の天神西通り店。ここにはこの店限定の、オリジナルラーメンがあるのです。
一蘭天神西通り店限定の「釜だれとんこつ」を食べに行く!
一蘭と言えば誰もが認める博多ラーメンの有名店、中でも特に知名度の高いお店。連日のように観光客が列をなし、安川のように行列に並ぶのが嫌いな人種には近寄りがたいお店…とばかりも言っていられないんだよね。
記事を書くためにも「いつかは一蘭っ!」と思っていたところへ、天神西通り店に限定ラーメンがあるとの情報。やっぱ福岡でグルメ記事を書くからには、絶対外せないお店なんですよ一蘭って。
ならば行くべし、いざ西通りへ!
天神地下街や駅のある天神中心部から西へ、オシャレなお店が立ち並ぶ人気のショッピングストリート「西通り」にある「一蘭天神西通り店」ちょうど岩田屋の筋向いにあります。看板が派手なので、近くに行けばスグに分かるはず。
訪れたのは木曜日の14時過ぎくらい、待っているのは4人組が一組。行列もほとんどないラッキーな状態、スグに突入しましょう。
出入口の扉は入り口と出口に別れていて、中に間仕切りがあります。まずは入り口から入って、狭い通路の左手にある券売機で食券を購入。素のラーメンが、一杯790円っ!福岡で食べてきたラーメンの中では最高値。
ラーメンは一種類、天神西通り店とキャナルシティ博多店の2店舗限定「釜だれとんこつラーメン」のみ。
フムフム、釜だれとは焼豚を煮込んだ煮汁の事なんですね。一蘭伝統の釜だれをラーメンスープに入れたのが「釜だれとんこつラーメン」という事なのです。
この釜だれも相当なこだわりがあるようですね、鰹だしなんかも使っていると書いてあります。
店内に入ると、一席ごとに仕切りの付いた一蘭独特のカウンター席。店内は殆ど外国人、異国の言葉が飛び交っておりました。
案内されたカウンター席、味集中カウンターというそうです。馴れていないので圧迫感がありますが、隣を気にしなくていいのは有難いね。
同じラーメンを注文しても、オーダー用紙でラーメンをカスタマイズできるのが一蘭の特徴。はっきり言って、初心者の安川はお任せでイイんだけど…とりあえず少しコッテリにして、ニンニク普通、辛さはマイルド、麺は普通で注文してみました。
壁にはサイドニューやトッピングなどのメニューが貼られていました。
追加注文はこの用紙に記入します。券売機で食券を買っていなくても、席から注文可能。
お冷やはココから。
追加注文はこのボタンから。
な、なんじゃこりゃ??
注文して数分、蓋つきの重箱どんぶりで提供されてきました。
釜だれとんこつラーメン、店舗限定のオリジナルラーメン
蓋を開けると真ん中に紅、日の丸のような一蘭ラーメンがジャジャーン!と登場。
豚骨といえば白いスープを思い浮かべるけど、このラーメンはやや褐色。ウマそうだなぁ、おぃ。
そういえば、一蘭のウンチクが書かれているんですよね。チョットくらいなら「へ~そうなんだ、凄いねぇ」と思うところだけど、これだけ書かれたらぶっちゃけ…くどい。
けどまあ、出て来るのを待つ間の読み物としてはアリかな。安川は途中で読むのをやめたけど…
それではさっそく、スープを一口。ズズッと…ん?んんん??
なんかスープが甘い、メッチャ甘い。その後、ジワ~っと複雑な味が入り混じったコクのある味わい。豚の臭みはないけども、これは好みの分かれる味じゃないでしょうか。
とっても旨みの強いスープだけどパンチが無い、甘味と調味料の味が強い以外はクセがなさ過ぎるかもしれない。普通に考えてる豚骨スープとは全く違うので、豚骨好きにはチョット物足りない。
安川はどっちかというと、豚臭い豚骨が好み。
赤い部分は一蘭の人気を支える秘伝のタレ、麺は博多ラーメンらしく細麺ストレート。
安川は硬い麺が苦手なので、基本の茹で加減なんだけどもプツプツと噛み切る食感が心地いい。スルスルッと入ってきて、小麦の味もシッカリ。
美味しいね、この麺。濃厚なスープに負けてません。
チャーシューは豚バラ、そのまんまのシンプルな見た目。2枚入ってます。
このチャーシュー、柔らかくて脂身の甘みが最高。味付けも甘辛系で、シッカリと味が付いている。このチャーシューの煮汁が釜だれの素になってるわけですね。
秘伝のタレをスープに溶かし込んで、ズズッと飲んでみると…味がグッと深くなった気がします。スープの甘みが強いので、辛味を溶かすことでスープの味が引き立つ感じ。
この器の底に文字が書いてあるらしくて、読んでみようと必死でスープを飲み進めてみたのですが無理でした…だってさ、この四角い容器だとレンゲで掬いにくいのよ。イライラして、途中で断念。
最後まで飲むと、この文字が出て来るんですね。店頭に飾ってありました。
お土産のラーメンも販売中。
やはり地元に住む人からすると、一蘭は観光客向けというイメージはありますよね。安川は関西の出なんだけども、関西から来た知人をコッテリ豚臭い豚骨に連れて行くとビックリされる。
そういう時に連れて来るには良いお店です。博多豚骨ラーメンというより、一蘭の創作豚骨ラーメンといった感じでしょうか。
特に天神西通り店のラーメンは特殊なので、創作っぽい個性が強いのでしょう。次回は本店にでも食べに行ってみましょうか、一蘭のラーメンは数年ぶりに食べたのでノーマルの味を忘れてしまいました。
ということで、ノーマルの一蘭ラーメンもレポートする予定なのでこうご期待!
※釜だれとんこつラーメンは、キャナルシティ博多店でも取り扱いあり。
「一蘭 天神西通り店」
住所:福岡市中央区大名2丁目1−57
営業時間:10:00から翌7:00
店休日:年中無休
この記事は私が訪れた時のものです、メニューや価格、内容などが異なる場合があります。営業時間なども含め、最新情報は公式サイトなどで確認することをおすすめします。
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