博多でおススメのお土産ありますかぁ?と聞かれたら、最初にお勧めするのが鈴懸の創作和菓子。
「鈴懸 鈴乃〇(えん)餅と鈴乃最中」川端の老舗和菓子店の和スイーツ
先日も宮崎から福岡に来ているという同じ職場で働く人から、帰省の際におススメのお土産があるかと聞かれたんですよ。そもそも福岡も博多も地元ではないんだけれども、同じような事をいろんな人から聞かれるので、とりあえずいつも最初に勧めるのが「鈴懸」の和菓子。とくに鈴乃〇餅は独特の食感が個性的で、とっても美味しいんです。
博多駅にもお店があるから手軽に買えるお土産で、なおかつ値段も手ごろ。博多土産を物色している皆さんにもおススメしたいので、買ってきてレビュー記事を書くことにしました。
博多駅に鈴懸のお店は他にもあるんだけれども、安川が購入してきたのは博多駅の筑紫口側、新幹線改札のスグ脇にある「いっぴん通り」のお店。
博多駅内の土産店なのでそんなに大きな店ではないけれども、ショーケースの中にズラリと並んだ品の良い和菓子が美味しそうで、もうたまりません。
中でも特に人気なのが鈴懸を代表するお菓子「鈴乃〇餅」と「鈴乃最中」です。早速購入してレビューしてみましょう。
購入してきたのがコチラ。餅と最中をそれぞれ3個ずつ購入すると、こんな箱に入れてくれました。
箱を開けてみるとこの通り、すんごく可愛くパッケージされています。細かい所かもしれないけど、たったこれだけ、数百円の買い物でもこうやって入れてくれるのは嬉しいですね。
小さなどら焼きのように見えて、食べてみると全く異なる食感が病みつきになる鈴乃〇餅。一口サイズで鈴の形をした可愛い外観の鈴乃最中。
鈴乃最中を割ってみると、中には美味しそうな小豆あんがビッシリ。
そのままつまんで口の中へ放り込むと、最中の皮がパリッとして香ばしさが先に来て、甘さを抑えて小豆の旨みを出した品の良い小豆あんの濃厚な味が押し寄せてくる。最中の皮と小豆あんが相まって見事に調和する。これぞ最中、まぎれもなく最中です。一口サイズだからとても食べやすくて、美味しいですねぇ。
続いて鈴乃〇餅、一見すると小さなどら焼きみたいなんだけれども、生地が全く別物なのです。どら焼きの生地は小麦粉から作られるのですが、この鈴乃〇餅の生地は「ヒヨクモチ」というもち米。つまり生地が餅のようにモッチリしているのです。
半分に切ってみると小豆あんがぎっちり入っていて、生地の断面がどら焼きとは全く違います。小麦を膨らませたどら焼きの生地だと、もっと気泡があってカステラみたいなスポンジになってるんだけれども、鈴乃〇餅はシットリしてギュッと詰まってます。
それでは一口でポイっと食べ見ます…う~んモッチモッチした生地、そして上品で濃厚な小豆あん。お餅ほどモチモチじゃないんだけれども、スポンジのようにフワフワでもない、どっちかといえば餅に近い。ここでしか食べたことが無いような、独特の食感が病みつきになります。
この鈴乃〇餅は安川も大好物で、時どき自分用に買って帰るんですよ、職場が博多駅のすぐ近くだからね。で、なぜだか無性に食べたくなることがあって、クセになる食感なんだよね。小豆あんも小豆の味をシッカリ感じる事が出来て、キレが良くて甘すぎずちょうど良い塩梅。美味しいですねぇ。
お菓子と一緒にこんな紙が入っていました。博多で生まれて九十余年の老舗の味、現代の名工にも選ばれた職人さんから受け継がれた味。博多のお土産で迷ったら、鈴懸の「鈴乃〇餅」と「鈴乃最中」は絶対おススメ。日持ちしないのでスグ食べる事が出来る場合に限りますけどね。
とにもかくにも、まだ食べたことが無い人はいちど自分で食べてみてください。美味しいから、マジで。
「鈴懸 鈴乃〇(えん)餅、鈴乃最中」
鈴乃〇餅 1ケ108円、鈴乃最中1ケ108円。
※この記事は私が購入した時のものです、価格などが現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
鈴懸公式サイト⇒http://www.suzukake.co.jp/
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