博多駅の2階にある新幹線改札口「ひかり広場」にある新幹線ミュージアムを併設したお土産ショップ。
山陽新幹線ミュージアムと限定お土産ショップのコラボ店
博多駅と言えば九州の玄関口として多くの人に利用される駅だけに、お土産を求めてお店をさすらう旅人の姿を数多く見かけるんだけれども、そんな人たちに立ち寄ってもらいたい個性的なお土産を扱っているショップを見つけたので紹介します。
店名は「山陽新幹線とおみやげミュージアム」と書かれていて、その名の通り山陽新幹線に関することや沿線の情報をパネルにして展示していたり、限定商品などを展示販売しているお店。お土産店が立ち並ぶショッピングゾーンから少し離れた場所にあるので気付かない人も多いと思うんだけど、扱ってる商品が個性的なのでぜひオススメしたいところ。
博多駅筑紫口側の2階、ひかり広場のお土産ショップ
博多駅の筑紫口にあるコインロッカーに貼られた広告
博多駅の筑紫口を歩いているとコインロッカーにドーンと貼られた広告、何のお店だろうと注目してみると「山陽新幹線とおみやげミュージアム」と書かれていました。「場所は新幹線筑紫口2階ひかり広場」とのこと。
博多駅筑紫口にある2階へ続く階段とエスカレーター、この先がひかり広場
ひかり広場といえば博多駅筑紫口の上り口から2階へ、デイトスの麺街道へと向かう階段です。エレベーターも完備されているので安心。
階段を上って左を見ると新幹線の改札口、ひかり広場改札口があります。
正面にはデイトス博多のグルメスポット「博多麺街道」があって多くの人で賑わいます。
改札と麺街道との間にある開けたスペース、ここが「ひかり広場」
お店の場所は博多駅の筑紫口、新幹線改札側の2階。デイトス博多といえばお土産店やグルメスポットの密集地帯、そこの2階へあがると新幹線の改札と、麺街道へと続く道があり、すこし開けた広場のような場所にベンチが置かれています。ここが「ひかり広場」で、その奥にお目当てのお店「山陽新幹線とおみやげミュージアム」があります。
山陽新幹線のミニミュージアム
山陽新幹線とおみやげミュージアムの外観
お店の前に来ると見た目は駅でよく見る普通のショップっぽいんだけど…
少し奥の入り口、山陽新幹線関連のお土産がギッシリ
少し奥に入ってい見ると、なにやらミュージアム的な入り口を発見。大きな入り口には明太子など博多や九州のお土産が並んでいる広い売店スペースがあって、その奥に新幹線関連グッズなどが売られている場所の入り口がありました。ここから中へと入ってみます。
壁には山陽新幹線のパネル展示、棚には山陽新幹線の限定アイテムやコラボ商品がビッシリ
店内に入ってまず目に飛び込んでくるのが壁一面に貼られている展示パネル、液晶ディスプレイには山陽新幹線に関する動画が流されています。陳列棚にはビッシリと並べられた限定商品の数々、けっこうな点数ですよこれ。
神戸、大阪、京都、三都物語の紹介。
山陽新幹線だけにJR西日本のブースでしょうか、三都物語の旅行案内が展示されていました。
博多駅や小倉駅など福岡にある山陽新幹線関連施設の今昔
山陽新幹線全駅と開業年
山陽新幹線に関する展示パネルもあってミニミュージアムという感じでけっこう楽しめる。博多駅の開業は1975年なんですね、新大阪が1964年なのは東海新幹線が先だからでしょう。東海新幹線の東京ー大阪が開通して順次西へと伸ばし、1972年に新大阪ー岡山が開通、博多まで全区間の開通が1975年。山陽新幹線が整備されていった様子が良く分かります。
0系新幹線に関連する写真の展示
博多駅開業時の写真や、博多駅で見る0系新幹線最後の写真。小倉城と新幹線やSLと交差する新幹線の写真など、貴重な写真が飾られていました。
福岡の歩みと山陽新幹線の歩み、年表がありました。
山陽新幹線開業からの歴史と福岡での出来事が並べて書かれている年表がありました。福岡ダイエーホークスが福岡に来た年とウエストひかりの誕生が同じ年なんですね…という感じで、見ごたえ十分。
展示の内容もマニアック過ぎず分かりやすいうえに、情報量も多すぎず少なすぎず、お土産選びついでに立ち止まってみるには丁度いい感じ。
販売されている限定品やコラボ商品の数々
ミニカーで有名なトミカの新幹線です、男の子がメッチャ喜びそうですね。
続いてはお土産品の紹介、やっぱメインはお土産の販売でしょうからね、純粋なミュージアムじゃないですからコレが無ければ運営が成り立たないでしょう。
山陽新幹線で販売されている「走る日本市」商品の数々
毎年内容は変わるようなのですが、山陽新幹線の車内や売店で販売されている限定商品「走る日本市」の商品が展示されていました。
山陽新幹線のここでしか買えないお土産と書かれた商品の一部
人気爆発中の北九州土産「ネジチョコ」の新幹線バージョン
おっとこれは北九州のお土産であるネジチョコの新幹線パッケージですね、ネジチョコは博多でも売っていると聞いていたので欲しかったんです。ボルトとナットの形をしたチョコレートで、ちゃんとネジを締めることが出来るチョコなんですよ。
実際に買って見たので、レビュー記事も書いてます。
味もなかなか美味しかったんです。
トレインボトルのウォーター、飲み終わってもボトルを捨てるのがもったいない…
とりあえずこのサイトでは紹介しきれないくらい沢山の商品が並んでいて、子供もすごく喜ぶんじゃないでしょうかね、自宅で待つ子供に買っていくのも喜ばれるかもしれません。
新幹線コーナーから続く九州のお土産コーナー
新幹線の展示、お土産コーナーから隣の広々とした九州のお土産コーナーへ抜ける事が出来ます。福岡だけでなく大分や熊本、佐賀や長崎の焼き物なども販売されています。ここは企画展のような催事販売になっていて、取り扱う商品は随時変更されるようです。
新幹線パッケージのベビースターラーメンなんてあったんですね。
ここで売られている商品の中にも新幹線のコラボパッケージがあります。
お土産品の紹介パネルも展示されてます。
九州のお土産を販売しているコーナーにも、壁に様々な情報を紹介するパネルが展示されていてお土産の歴史を伺い知ることが出来ます。どんな商品でも背景にあるストーリーを知っているのと知らないのとでは大違い、楽しくお土産を選ぶことが出来ます。
ここで仕入れた豆知識をお土産話として商品と一緒に持ち帰れば、会話も弾むというもの。こういうコンセプトショップみたいなお土産屋さんは大好きですね、うんちくを知れば商品に対する愛着も沸いてきます。
お店の情報
もともとはイベントからスタートしたお店だけども、博多駅にある電車の駅らしいお土産屋さんを紹介しました。どこでお土産を買おうか迷っているなら、ぜひ立ち寄ってもらいたいお店。単なるお土産屋さんじゃなくて、楽しみながらショッピングできるハカテンおすすめのお店です。
ただ一つ心配なのは期間限定と書かれていた事、期間がいつまでなのか分からないんですよ。もし終わってたら御免なさい…
「山陽新幹線とおみやげミュージアム」
場所:新幹線博多駅ひかり広場 店舗スペース
※この記事は私が訪れた時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
最新情報をお届けします
Twitter でハカテンをフォローしよう!
Follow @haka_ten