鹿児島で人気の「豚とろラーメン」が博多駅構内の博多デイトス麺街道に出店していたので、食べに行ってきました。
このお店は閉店しました、現在はこの場所に「らーめん二男坊」というラーメン店があります。
「鹿児島ラーメン豚とろ」本場鹿児島の人気ラーメン店が博多に出店
新幹線口に近いという事もあって、博多でチャチャっと美味しいラーメンを食べたいなら麺街道。とっても便利なところにあって、しかも名店ぞろいというラーメンストリート。今回はそんな麺街道に出店する、鹿児島ラーメンの有名店「鹿児島ラーメン豚とろ」に行ってきました。鹿児島の味を博多で手軽に食べられるなんて、有難いことですよ、ホンマ。
福岡まではやってきたけど、鹿児島はさすがに遠い。人生の中でも2回、出張で行ったことがあるだけだもん。
ということで、コチラが麺街道の「鹿児島ラーメン豚とろ」博多駅デイトス店です。提灯に書かれた鹿児島豚骨の文字、どんな味なんでしょう。
中華風というんでしょうか、かなり凝った造りの店内。奥のほうにも席があり、席数はけっこうありますね。
店頭にあったメニューポスター。注文は入り口の券売機で食券を購入するスタイル。福岡では食券を買うスタイルが多いですよね。
主要なラーメンの部分をアップ。豚とろのチャーシューがウリみたいなので「チャーシュー増」の食券を購入。
店内に入ってカンウターに着席。替玉のタレ、すりごま、胡椒、ニンニクが置いてありした。
替玉は150円
そして紅ショウガ。そういえば紅ショウガは天ぷらにすると美味しいんですけど、九州には無いんですよね。
豚とろの説明書き。かなり希少部位らしいのですが、正式な食肉の部位ではありません。JAROでは豚とろ表示をするのであれば、正式な部位表示を括弧で表示すべきとしています。例えば「豚とろ(ネック)」「豚とろ(バラ)」など。一般的には豚の頬から肩のネックを「豚とろ」というそうですが、背脂など他の部位の脂身を代替品とするところもあります。ただし、その場合でも「豚とろ」が食肉小売品質基準に含まれていないため偽装には当たりません。
このお店では使用部位を明確に図で示してくれてます「豚とろ」に該当する部位を使っているとのことなので安心ですね。
お待ちかねのラーメンが到着「チャーシュー増」で注文したためか、肉がゴツイ…なかなか凄い存在感。そして、スープに浮かぶ揚げたネギ。たまりませんなぁ。
まずはスープから、ズズッとひとくち。
うん、これは複雑な豚スープ、臭さは控えめ、けど口に入れた瞬間からグッ味が来る元ダレ強めのタイプ。ジワーッと来るのもいけど、最初からパンチが効いてるのも美味しい。
そして博多のラーメンとの決定的な違いは、強烈なカツオ。カツオの風味と旨みが思いっきり前面に出てきます。豚骨カツオスープ。なかなかエッジが立ってますが、揚げネギが混ざると香ばしくまろやかに。あと、少し塩気が強めに感じますが、これ実はスープの塩気じゃなさそう。
さて、目玉のチャーシューに行きましょう。チャーシューというより、煮豚ですね、それくらいの大きさと存在感。これが豚の甘味と旨みが強烈で抜群にウマいんです。
マジで柔らかトロトロ、箸で持つと身が崩れるほど。
さらにコレなんか見てくださいよ。でかい!太い!ヒぃ~!ですよ。強烈やなこれマジで。食べごたえガッツリ!とろとろ柔らか、うま味ジューシー。これは食べる価値あるよホンマ。こんなんが数枚と、標準サイズのチャーシューが入って、ラーメンよりもコッチが主役になってるみたいに感じます。
とにかくマッタリした豚肉の味、これは破壊力抜群。ただ、少し味付けの塩が強い。さっき感じたスープの塩気は、このチャーシューが原因みたいですね。よくスープに浸けて、ちょっとしゃぶしゃぶして塩気を落として食べると、スープに塩気が移って丁度良くなる感じ。
麺はやや太目、モッチリした角麺。
このモチモチ好きですねぇ。長浜系の極細もいいけど、この複雑でガッツリくるスープにはモチモチ系があってるかもしれません。
そしてもう一回チャーシュー。豚骨スープの海で、座礁転覆した船みたいになってます。厚みが凄いですよね。
味に慣れてきたところで胡麻とニンニクを投入!
グハッ!これ効く、マジで豚骨スープにニンニクはヤバい。マジヤバイ、ウマすぎてヤバい。僕ぐらいの貧乏で負け犬でダサいオッサンになると、何の遠慮もなくニンニク行くからね。まだやったことが無い人は、ぜひやってもらいたい。これ美味しいから。
という事で最後まで食べてみて思った事は、博多のラーメンと比べてどうかと言われると好みが別れるだろうなぁ、ということ。とにかく鰹の風味がかなり強くて、コクがあって美味しいスープなんだけれども、豚骨コテコテの豚臭い昔ながらの豚骨ラーメンとはかなり違う。最近は魚介豚骨のラーメンも増えてきているから、魚介豚骨系が好きなら満足できる味ですね。
まあそんなことよりも、この店は「豚とろ」ですよ。ガッツリと食べられる「豚とろ煮」はトロトロで豚の旨みと脂の甘さが激うま。これは他では味わえないラーメン、トロけるような豚肉の柔らかさが抜群のラーメンでした。
「鹿児島ラーメン豚とろ 博多駅デイトス店」
場所:博多デイトス2階 麺街道内
営業時間:10:00から23:00(L.O.22:30)
※この記事は私が訪問した時のもので、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
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