博多の台所、天神の下町、レトロな雰囲気の残る人気観光スポット「柳橋連合市場」で、昔から愛され続けるグルメスポット「柳橋食堂」の海鮮丼ランチを食べてきました。
柳橋連合市場の設立は1917年、100年以上の歴史を誇る市場で鮮魚店を中心に50件ほどの店が軒を連ねています。殆どのお店が日曜休みなので、観光で訪れる時は要注意。
柳橋食堂
柳橋食堂の外観
柳葉連合市場にある吉田鮮魚店、この二階に柳橋食堂があります。鮮魚店の横に並ぶ柳橋食堂の看板と、店先の提灯が目印。
1階では惣菜などがパックで販売されていて、ここの荒炊きが美味しいんです。
柳橋食堂のメニュー
1階の壁一面に張り出された柳橋食堂のメニュー。
観光客向けに、写真付きの英語メニューもありました。
柳橋食堂といえば海鮮丼が有名なんだけど、鮨や刺身、定食など、思った以上に種類が多い。1階で注文して会計を済ませ、そのまま二階の客席へと上がっていきます。
今回はとりあえずランチっぽい定食メニューの中から「海鮮丼・焼き魚・汁・漬物」がセットになったCセットを注文。
客席の様子。
奥にも客席があります。
二階に上がると、何ともレトロな食堂の佇まい。古くからある部分と、増築したのか隣に続く通路を抜けてテーブルが見えました。
甘辛タレの海鮮丼と焼き魚
柳橋食堂のC定食
席についてしばらくすると、C定食がやってきました。
美味しそうな海鮮丼、魚の塩焼きはカマ焼きのようですね。味噌汁と漬物が付いてきます。
テーブルには醤油とさしみ醤油が置かれています。
柳橋食堂の海鮮丼
メインはなんと言ってもこの海鮮丼、漬けのような色になっているのはタレをくぐらせているのでしょうか。味が付いていそうなので、醤油をかけずこのまま食べてみます。
何が入っているのか海苔をどけてみたけど、細かくカットされた魚が沢山入ってますね。鮭とマグロと、ヒラスみたいな白身の魚、そしてイカ。
一口食べてみると甘辛いタレの味がグッときて、魚の旨みが後から押し寄せてきます。刺身が細かくカットされれているので、食感も良く食べやすい。
鮭カマの塩焼き
続いてカマ焼きです。おそらく鮭のカマだと思うんですけどね、カマが二切れ。そして鮭の腹の部分でしょうか、骨のついた身を塩焼きにしたものが皿に盛られています。
腹側に身が沢山ついているんだけど、これが脂がのっていてメチャメチャ美味しい。カマなので少し食べにくいけど、それ以上に美味しい。
鮭の腹の部分でしょうね、骨の隙間の身が美味しい。ただ食べるのに手を使わなきゃいけないので、フキンがほしかったかな。
海鮮丼とカマの塩焼き、味噌汁と漬物、合わせて税込み900円。豪華な定食は他に沢山あったけど、さすが鮮魚店直営の食堂。美味しい魚料理を安く食べることが出来ました。
とにかくリーズナブル
味は素材をよくすれば幾らでも美味しくなる、とうぜん値段は高くなるけどね。ただ900円で食べられる庶民的な海鮮定食だと思えば、この味とボリュームはむしろ十分。コスパはかなり高いと思います。
柳橋連合市場に観光で行くことがあったら、この名物食堂をぜひのぞいてみて欲しい。多彩な鮮魚料理のメニューを見ると、博多が港町だという事がよく分かると思います。
「柳橋食堂」
住所:福岡市中央区春吉1丁目1-10
営業時間:9:30から16:00
定休日:日曜・祝日
※この記事は私が訪れた時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
最新情報をお届けします
Twitter でハカテンをフォローしよう!
Follow @haka_ten