博多のお土産、定番といえば「博多とおりもん」がダントツだったんだけど、最近は鈴懸の和菓子とか「めんべい」とかイロイロあって迷うところ。
「ぶらぱい」博多ぶらぶらをパイに包んだお菓子なのです
博多土産の定番品というか、昔から博多で食べられているお菓子に「博多ぶらぶら」というのがある。求肥というモチモチを小豆あんで包んだお菓子で、九州に来ない人なら赤福餅を思い浮かべてほしいんだけど、食べた食感などは違うけど同じ系統のお菓子だと思ってもらえればイメージしやすいと思う。求肥(ぎゅうひ)は餅粉に砂糖や水飴を加えて練り上げた、甘くてネットリモッチリした和菓子の材料。アイスクリームの雪見大福の餅や吉備団子なんかも求肥なんだけど、混ぜる物や作り方で食感や味が変わるのでイロイロある。
そんな餅系和菓子である「博多ぶらぶら」をバターをきかせたパイ生地で包んだのが、今回紹介する「博多ぶらぱい」なのです。
購入したのは博多駅のデイトス
博多駅の筑紫口側1階にある博多デイトス。
博多のお土産処といえばここ「博多デイトス」が有名なんじゃないでしょうか。中に入るともう一つのお土産処マイング博多とも繋がっていて凄いお土産屋さんの数、何を買えばいいのか迷ってしまうお土産ラビリンス。
入口にある博多のおすすめ土産の展示スペース。
何を買っていいか分からない人の為に、入口にはお店がおススメする商品を展示してくれています。
地元で人気の鈴懸の和菓子も展示されています。
たたき炭火焼明太子とか、すんげぇ美味しそうだけど…
「ぶらぱい」も展示されていました。
お目当ての「ぶらぱい」も展示されてました。お店の名前は博多菓匠 左衛門。店の場所が書かれた地図があるので迷わずお店へ行くことが出来ます。
テレビCMで同じみの博多ぶらぶら
お店につくとショーケースの中に「博多ぶらぶら」のディスプレイがずらり。
本物と見間違えてしまいそうな見事な出来栄え。
博多ぶらぶらのディスプレイがあまりにも見事、さまざまなお土産の菓子が毎年のように発売されているけども、古くから愛され売れ続けているベストセラー。ブログを書いている人の中には、数ある博多のお土産菓子の中で1番と評価している人も多い。そんな名物菓子をパイで包んでしまうという暴挙にでたわけだけども、実はこれも人気だったりするのです。
という事で「ぶらぱい」4個入り650円(税込み)を購入。どんなお菓子なのか期待しちゃいますよ、マジで。
ズシッとボリューム満点のお菓子
博多ぶらパイのパッケージ、見た目は板って普通だけど独特のキャラクターが描かれている
パッケージには菓子の説明が書かれていた
発酵バターを使ったパイ生地ということなので、かなりわざとらしいくらいバター風味をきかせたパイ生地と予想。バターと小豆あんは愛称抜群だからね、そこへ餅の食感がどう絡んでくるのか。
原材料が書かれたラベル
正式な商品名は「博多ぶらぱい」なんですね、材料はいたってシンプル。カロリーが書かれていないので、オジサンはちょっと心配。
パッケージの包装をはがして蓋を開けた状態。
パッケージを開けてみると中から個別包装された博多ぶらぱいが出てきました。一つずつがけっこう大きいので、食べごたえがありそうです。
しっとりとしたパイ生地に包まれた博多ぶらぱい、バターの香りが凄いね。こういうのは焼きたてで食べたら破壊力が凄そう、バターと小豆あんの攻撃力はハンパない、ノックアウトされてみたいという誘惑に駆られます。調べてみると天神の新天町では焼きたてが売られているそうなので、今度食べに行ってみよう。
博多ぶらぱいを半分にカット
パイ生地の中にはたっぷりの小豆あん、そして餅が入っています。
大きさは小さめのシュークリームみたいな感じ、ずしっと重みがあるので小腹が空いたときにイイかもしんない。
一つ食べてみるとバターの香りが強烈、パイ生地がすんごいバター。そしてマッタリしたバターに小豆あんがめちゃくちゃ合う、小倉マーガリンとかいう人気のパンがあるけども、やっぱバターのほうがコクがあって美味しいね。ただ残念なのはサクッとしてないところ、焼きたてだと絶対ウマいよコレ。
でもって中に入っている餅なんだけれども、思ったより硬めというかモッチモッチという感じで噛み応えがある。博多ぶらぶらの求肥は少し硬めなんですね、ちゃんと噛むからシッカリ味わうことが出来る。博多ぶらぶらだけだとつい食べ過ぎてしまいそうだけど、ぶらぱいだとパイ生地のバターが強烈でボリュームもあるので何個も食べられるもんじゃないので安心。食べごたえがあって個別包装されているし、職場のお土産にすると喜ばれるかも。仕事中にチョット何かお腹に入れたい時ってあるもんね。
お土産情報
博多ぶらぶらのキャラクター、何ものなのか…気になる。
博多ぶらぶらといえば、この妖怪みたいな不思議なキャラクター。何だろうと思ってしらべてみたら、博多どんたくに出て来る傘鉾をイメージして2代目社長の顔を書いたものらしいです。なるほど。
博多ぶらぱいは確かに美味しいんだけども、焼きたてが食べられるなら試してみたい。次は新天町へ行ってみます。
「博多ぶらぱい」
※この記事は私が購入した時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
菓子匠 左衛門公式サイト⇒http://www.saemon.jp/
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