博多駅ビル「JR博多シティ」のレストランフロア「くうてん」にある、こだわりの鶏料理店。ひとりで水炊きランチを食べられます。
JR博多シティの9階です
博多と言えば九州という事もあって、本州とは一味違ったご当地グルメが集まる街。そんな博多の名物と言えばもつ鍋や水炊き、博多ラーメンなどなどたくさんあるんだけれども、今回紹介するのは水炊きをランチで食べられるお店。他にも水炊きで有名な店は沢山あるけども、鍋料理だけあって一人で気軽に立ち寄れる店じゃなかったりするんです。
そんな中で「かしわ屋 源次郎」は一人でもカジュアルに水炊きが楽しめる貴重なお店、博多駅というロケーションも抜群で、観光でも出張でも時間を節約してサッと本格水炊きが楽しめるのです。
JR博多シティの人気店
各所に緑が配された素敵なレストランフロア、JR博多シティの「くうてん」
かしわ屋源次郎の外観
博多駅の博多口側、博多駅の駅ビルであるJR博多シティの9階へ、ここは「くうてん」と名付けられたレストランフロア。各所に緑が配されていて、とっても綺麗な空間。そんな「くうてん」の一角に「かしわ屋源次郎」があります。
お昼時は行列が出来るほどの人気店、私が訪れたのは平日の11時半ごろだったのですが、早くも満席に近い状態。
店頭の看板にはおススメメニュー
かしわ屋源次郎の店内
お店の人気メニューは親子丼のようで、入口にメニューが掲示されていました。店内に入ると厨房に向かってカウンター席が並び、壁側にテーブル席が並んでいます。奥の突き当りは大きな窓があり、外が見えるカウンター席。
窓際のカウンター席からの眺め
カウンターの上には塩と一味
コンセントも用意されています。
いつものごとく一人での来店なので、カウンター席へ案内されます。せっかくだから一番奥でもいいか聞いてみると、どうぞとの事なので窓際に着座。9階からの眺めは眺望が開けるという事はありませんが、悪くないですね、街を見下ろすなかなかの眺めです。
カウンターに用意されている調味料は塩と一味、各席にコンセントがあるのも地味にうれしい。いきなりパソコン開くのはアレだけど、食事中にスマホの充電が出来ると助かりますもん。
かしわ屋源次郎のメニュー
カウンターに置いてあったメニュー、お目当ての水炊きがトップです。水炊きは17:00までのランチメニューと書かれています。
鍋焼きうどんも美味しそうですね。
続いて人気メニューの親子丼などかしわ丼のメニュー
レギュラーメニューの水炊き、そしてコース。
かしわ屋源次郎メニュー一覧
- 水炊き(17:00までのランチメニュー)
- 鍋焼きうどん
- 温玉照焼き丼
- 地鶏麻婆丼
- 親子丼(並、上、特上)
- 玉子丼
- そぼろ丼
- 北崎セット
- 源次郎セット
- 水炊き
- 博多水炊きコース
- 鶏の釜めしコース
他に水炊きの具を追加することも出来ます。
ランチタイムの店内は圧倒的に親子丼の注文が多いんだけど、やはりここは水炊きですよ。だって余所者だもん、博多の名物を食べたいのです。
一人で食べられるお手軽水炊き
最初に出てきたのが水炊きスープ。
ランチの水炊き。ご膳になっています
水炊きを注文すると、最初に水炊きのスープがやってきました。これは他で水炊きを食べたときも出てくるお約束、最初にスープを飲むのが博多流なのです。ズズット飲んでみるとかなりしっかり味付けされた水炊きスープ、すきっ腹にジワーッと沁みわたります。
続いて10分ほどで出てきたのがランチの水炊き、一人分を土鍋でグツグツ煮込んでいます。ご膳のようになっていますね、水炊きにはご飯と豆腐の小鉢が付いていました。
提供された後もしばらくグツグツ、熱々で美味しそうな鍋。
中に入っている具は鳥モモ肉、がんもどき、椎茸、えのき、ネギ、ニンジンに白菜といったところでしょうか。グツグツと煮立った状態で出て来るので、やけどに注意が必要ですね。
水炊きでよく見かける骨付きの肉ではなく、普通にカットされた鶏モモ肉。
なんと言っても主役は鶏肉、けっこう大きめにカットされた肉が入っていて食べごたえがあります。水炊きの画像でよく見かける骨付きではなく、普通の鍋用にカットされた鶏肉。けどね、ジューシーで柔らかくて、とっても美味しい。
脇役のがんもどきもジュワッとして美味しいし、プリプリの椎茸もウマい。てか、椎茸大好きなんですよ。
鶏肉と双璧をなす水炊きの主役であるスープ
水炊きと言えばスープ、このスープがとても美味しいというか、スープを楽しむために水炊きを食べると言っても過言じゃない。そのままでも味付けはシッカリしているので美味しい、他の水炊き屋さんとはかなり趣が違います。最初から強めの味付けなので、ストレートでも普通に美味しい。
そこへ塩を入れてみると味が引き締まってさらに美味しくなるし、ポン酢を入れれば酸味がプラスされて美味しい鍋の汁になる。やっぱ水炊きは鶏の旨みが凝縮されたスープが命ですね。
小鉢の豆腐、上にのってるのは梅肉。
他の店で食べた水炊きスープというのは飲むために味付けされたものでなければシンプルな味で、鳥の旨みだけのアッサリスープだったんですけども、ここの水炊きスープは最初からシッカリ味付けがされていて少し方向性の違う味。鶏の旨み以外の味がガッツリ効いてます。
小鉢の豆腐も美味しくて、ご飯の量もかなり多め。ボリューム満点でお腹いっぱいになりました。
お店の情報
博多名物の水炊き、一人前から出してくれる店って意外と少ないんですよ。さらに一人で鍋をするのも手間がかかるし、一人旅や出張なんかだと敬遠するというか諦める人も多いんじゃないかと思います。そんな中で一人でもランチで気軽に水炊きを楽しめる「かしわ屋 源次郎」はとても貴重なお店、博多駅にあるので場所も最高。博多のご当地グルメである「水炊き」をランチでカジュアルに楽しむなら、このお店はおススメです。
「かしわ屋 源次郎」
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1JR博多シティアミュプラザ博多9階
営業時間:11:00から23:00(LO22:00 )
定休日:不定休あり
※この記事は私が訪れた時のものです、現状と異なる場合があります。最新情報、詳細はご自身で確認することをおすすめします。
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