時間が無い、けど博多ラーメン食べたい。博多駅にパパッと食べられるいい店ないだろうか…というときに便利。
「一幸舎」やっぱ有名店だけあってウマいね。場所とか値段とか観光客向けっぽいけど本気で美味しいラーメンですよ。
とりあえず博多に来たし、博多ラーメンでも食べようか・・・というときに便利なのが、博多駅構内にある博多デイトス2階「博多麺街道」。ここには地元でも人気の名店が軒を連ねていて、手軽に本格的な博多のラーメンを楽しむことが出来る場所。
コッチに来てケッコウ長いんで今では苦にならないけども、福岡に来たばかりの頃は臭くて豚骨ラーメンを食べられなかったんですよね。そんな安川も今ではすっかり博多ラーメンフリーク、博多駅に来たついでに美味しい博多のラーメンを食べようと博多麺街道へ。とても元気で熱心な呼び込みに誘われて「一幸舎」でランチをとることにしました。
オープン直後くらいに来たんだけども、場所が場所だけにお店は早くも満席に近い状態。元気なスタッフの呼び込みに釣られて、おもわず足を止めてしまう安川。こうなると断れないよね、小心者の私は誘われるままに店内へ。
入口の券売機で食券を購入して店内へ。11時オープンで、安川が入ったのは11時10分くらい。平日だというのにスゴイ人気、さすが博多の有名店。
注文したのはコチラ、チャーシューメン。お腹が空いていたからね、おまけに安川はいまだに替え玉という文化に馴染めない。なのでお腹が空いてるときは大盛りにするか、チャーシューメンにすることが多い。
テーブルの上にはラーメンタレ、餃子タレ、ゴマ、胡椒、生ニンニクとニンニクをつぶす器具、辛子高菜、白いショウガ。
なんと言ってもニンニクですよ、それも生のまんま、クラッシャー付き。福岡の人は本当にニンニクをよく食べる。しかも豚骨ラーメンに生のニンニク入れると旨いんだこれが…分かってるねぇ。
食券制のお店だけども、テーブルから追加オーダーも可能。備え付けのメニューを開いてみると、いきなりチャーハン。ラーメンとチャーハン、この組み合わせの破壊力は十分承知してるんだけど中年だからね、ここは我慢。
替玉の説明書き。替玉とはスープを残して、麺だけ追加注文する事。
言いたい事は分かる、大盛にして麺が伸びないようにとか、最初と違う茹で加減の麺を頼んだりして楽しむ、福岡というか九州独特なのかな他の県でも見かけるし。確かにイイと思う。
目の前に置いてあるお冷やはお茶。
いつも一人の安川、案内されたのは当然カウンター席なんだけど、広めにスペースが確保してあるので隣との間に余裕がある。これはかなり嬉しい。
一幸舎は今風のマイルド系ラーメンじゃなく、ガツンとワイルド!博多豚骨の正統進化系ラーメン。
待つこと数分でチャーシューメンが到着。やっぱ人気店は提供されてくるのも早い。そして見てくださいよ器からはみ出す大きなカットのチャーシュー、豪快で旨そう。
まずはスープからズズッといってみると・・・う~ん深い、濃厚で複雑な味。最初にちょっと豚骨特有の臭みがあって、そこからジワーッと沁み込んでくるようなコクのある味。刺激的なエッジの効いた味ではなく、香りと旨みがググッとくる濃厚スープ。
やっぱこれだよね、最近のラーメンは臭みを消した上品で円やかなスープが多いけど、一幸舎は豚骨ならではの獣臭もしっかりあってワイルドでガツンと豚骨が前に出て来るスープ。昔ながらの正統派ラーメンに魚介などのコクを足し、正統進化した豚骨スープ。
麺はストレートの細めの平打ち麺。福岡以外だと珍しい細麺、ズズッというよりゾゾッと啜るとスルッと口に入ってくる感じが最高。麺の味もしっかりしていて、この麺に濃厚なスープがよく絡む。ウマいよね。
麺の硬さは普通。よくバリカタとか、硬けりゃイイ!みたいな人がいるけども、いちど人に薦められてバリカタ頼んだんだけども、練った粉を食べてるみたいで大いに後悔したことがある。あれは好みが別れるので、博多ラーメンの初心者には硬さ普通がおすすめ。
そして、コチラがチャーシュー。一枚がかなり大きく、しかも柔らかいので持ち上げるのも一苦労。
見た目よりも柔らかくてジューシー、口の中でふんわりトロケル感じ。味はマイルドで、肉の旨みと甘さを感じらる。トロける系のチャーシューはマジで旨い。
濃厚なスープ、ウマいチャーシュー、スープがよく絡む細麺、最初は苦手だった豚骨だけれども、馴れるとメチャメチャ美味いというか定期的に食べたくなるんだよね。
そんなこんなでしばらく食べていると、チョット味にアクセントを付けたくなったので、まずはショウガを入れてみようと蓋を開けると…白い!豚骨と言えば紅ショウガというイメージがあるけども、一幸舎は白いショウガです。味は紅ショウガとほぼ一緒。
続いてコレ、ニンニク。豚骨ラーメンには生ニンニクでしょう、ショウガは滅多に入れないけどニンニクがあれば必ず入れる。本当に美味しんだもん、味がトップギアに入ったみたいにグンッと旨味が増す。
豚骨ラーメンですからね、肉の味とニンニクの風味というのは切っても切れない関係なんですよ、たぶん。
一通り食べ終わってきて、最後に入れるのが「辛子高菜」。最初から入れる人もいるみたいだけども、安川は最後にスープを味わうときに入れるのが好きなんだよね。麺を一通り食べ終わり、スープに辛子高菜を入れてピリ辛高菜スープを味わう。う~ん幸せ。
ただし、一幸舎の高菜は容器に「激辛注意!」と書いてある通り、めちゃめちゃ辛い。ラーメン店にある辛子高菜で、あえて激辛と書かれていると本気で辛い。なので最初は少な目から試して味見をしましょう。
登場してからアッという間に海外まで進出した破壊力
一幸舎と言えば今や海外にまで展開する、博多ラーメンの有名店。創業は2004年というから比較的新しい店なんだけども、その味で人気を集めアジア、アメリカ、オーストラリアなど、世界各国に約40店舗を展開するまでに急成長。
だからね、美味しくないはずが無いんですよ。
一幸舎の魅力はなんと言っても、オーソドックスな博多ラーメンの味を頑なに守っているところ。豚骨臭さのするワイルドなスープをベースにして、従来の美味しい豚骨ラーメンを更に濃厚にしてバージョンアップした進化版。これが人気の秘密ではないかと思うんですよね。
お得なセットメニューもあるので、迷ったらまず有名店が無難。有名になるには訳がある、しかも地元の人にも愛されてる店だから安心だしね。
「博多一幸舎 博多デイトス店」
住所:福岡市博多区博多駅中央街1−1(博多デイトス2F)
営業時間:11:00から23:00 (L.O.22:30)
定休日:年末年始
博多一幸舎公式サイト⇒http://www.ikkousha.com/
※この記事は私が訪れた時のものです、変更になってる場合もあるので最新情報、詳細は公式サイトなどで確認することをおすすめします。
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