田舎に行くと美味しいご当地グルメが沢山あるんだけど、現地に行かないと手に入らない。そこで助かるのがアンテナショップなんですよね。
「ひた生活領事館」農家直送の新鮮野菜も手に入る道の駅のような品ぞろえ
安川は以前、農家から直接野菜を買い付けて販売する産直店を経営していたことがあるんだけども、採れたての野菜って味が濃くて本当においしい。あの味に慣れてしまうとスーパーや八百屋の野菜じゃ満足できないくらい。そんな美味しい産直野菜と、農家や地元の業者が作ったご当地グルメが福岡天神でいつも手に入るありがたいお店、それが「ひた生活領事館」なのです。
ひた生活領事館があるのは福岡天神大丸の地下、美味しそうな野菜が売られているスペースの一角。
お店の中はまるで道の駅のような品ぞろえ、田舎に行くと迷わず立ち寄ってしまいますよね、道の駅。地元の素材を使って地元業者が作る加工食品や、採れたての産直野菜が売られていて、ついつい買い過ぎてしまう。
お店に入ってまず目につくのが新鮮野菜、産直なので地元でその時に収穫されている野菜が並びます。最近はハウスや水耕も増えてきていますが、やはりメインとなるのは季節の旬野菜。収穫してスグ運ばれてくるので、市場や仲買を通さない分だけ新しいものが揃っています。これが香りと味が強い理由。
野菜は収穫されても生きてますからね、日を置けば置くほど自分の中に蓄えた栄養を消費してるんです。だから朝採れ野菜はあんなに美味しいんですよ。
コチラは最近流行りというか、話題になっている発芽ニンニク。自然の清流や一部水耕で作っているところがあるけども、ニンニクを植えるのが九州だと11月頃だと思うので、ちょうど発芽してきたところを出荷したもの。ちなみにニンニクの収穫時期、旬は5から6月。収穫したての干してない生のニンニクは凄い匂いですよ、皮を剥くとヌルヌルしてるし。
そして大分といえば忘れちゃならないのがコレ、生椎茸です。大きな形のいい椎茸、小さくても肉厚の美味しそうな椎茸。鍋に入れたり、焼いて食べると美味しいですよね。
干し椎茸も充実、大分の高級干し椎茸は有名ですよね。
野菜の横に昔ながらの田舎梅干しや梅酢、もみしそ。もみしそと温かいご飯が合うんですよ。
こちらは田舎コンニャク。スーパーのコンニャクしか知らない人にはぜひ食べてもらいたいですね、全く別物ですからコンニャクを見る目が変わります。ザラザラしていてとっても味が沁み込みやすいので、本当に美味しいんです。
店の壁に設置された棚にも様々な商品がビッシリ陳列されていて、田舎の魅力がギッシリつまっています。ハチミツがビニール袋で売られてるなんて、始めて見ました。養蜂場からの直送商品ですね、現地の写真も一緒に飾られています。
鍋の季節にピッタリのゆず果汁など柚子製品、トマトケチャップもあります。
香りの良い蕎麦の実ご飯を炊くならコレ。
そばを打ちたい方にはそば粉もあります。小麦の全粒粉や米粉もありますね。
ダイエットなどで人気の押し麦、食物繊維を豊富に含んでいるので米と一緒に炊いたり、スープの具にしたりと手軽な健康食材。椎茸の粉末も使い勝手がよさそう、料理人が良くやりますよね、ミルを使って昆布などを粉末にして素早く出汁を取るやり方。これなら簡単に椎茸の旨みをプラスできます。
これは分かり易い、いかにも田舎らしいご当地グルメ。ヤマメの佃煮、ご飯に合いそう。
おっと、葉わさびのソース。葉わさびは美味しいですよね、安川は醤油漬けにするのが好きで春先になると近所の直売所へ買いに行きます。ソースにすると、どんな味なんだろう。気になる。
鮎の魚醤がありますよ、魚自体が品の良い香りの魚ですからね、どんな味なんだろう。
九州と言えば柚子胡椒、赤と青、そして使いやすい粉末タイプ、ゆず塩まで揃っています。
冷蔵のほうを見てみると、とんそくがありますよ、メッチャ美味しそうな真空パック。九州に来て最初に「うまい!」と思ったのが焼き鳥屋で食べた豚足だったんですよ。大阪じゃあまり食べませんから、安川がハマった九州のご当地グルメ、それはラーメンでもモツ鍋でもなく「とんそく」なんです。ただ処理の仕方が雑だと毛が残っていたりして、調理でケッコウ変わるんですよね。
こうやって調理済みで売ってくれるのはありがたい、いちど生を買って下茹でから何から大変な目に合いました。
イノシシの肉が売られていますよ、脂が甘くておいしいんですよね。家でボタン鍋は大変なので、手軽にすき焼きにするとよさそう。焼き肉にしても旨みがギュッとして美味しいんです。
店の入り口近くには素朴な田舎スイーツ。
食べ物以外にも木製の工芸品などが売られています、この「すりこ木」試してみたいね。家でたまにゴマをするので、とっても便利そう。
いやいや伝えきれないほどというか、安川が貧乏なので実際に商品を買ってレビューを書けないのが残念なくらい充実した商品群。この記事だけではすべての商品を紹介することは出来ませんが、都市部にいると中々お目にかかれないような商品や、地元の素材を使った優しい商品が沢山並んでいます。九州に来たけど田舎のほうまで足を延ばす暇がないとか、そんな方に是非立ち寄ってもらいたい場所ですよね。遠方まで行かずとも、ここで魅力的な田舎ならではの商品が手に入ります。
また大分県日田市の観光情報や、移住情報なども発信しているそうなので田舎へ行きたいと思ったら一度立ち寄ってみてください。
ということで安川は「とんそく」を買って帰りました。シッカリ味付けがされていて、湯煎で温めるだけ。手軽で本格的な味、とても美味しかったですよ。値段も安いし、ぜひリピートしたいと思います。
「ひた生活領事館」
場所:福岡市中央区天神1-4-1 大丸福岡天神店 東館エルガーラ地下2階
営業時間:10:00から16:00
※この記事は私が訪れた時のものです、最新情報や詳細はご自身で確認することをおすすめします。
ひた生活領事館公式サイト⇒http://hita-ryojikan.com/
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